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レルヒを創るまで
Chef
江口 直樹 えぐち なおき
趣味は渓流釣り。
1988年2月
新潟県上越市に生まれる。
極度の潔癖症で
それを隠して生きることが精一杯だった。
高校卒業後、自衛隊に入隊するが
ヘルニアになり使い物にならないと、隊員食堂に配属される。
インスタント食品ばかりを食べ、料理のりの字も知らない状態で
初めて包丁を握る。
誰よりも早く玉ねぎを切ることだけを考えていた。
そしてこの道を極める事を決意する。
2009年
調理専門学校を卒業し、
埼玉県 「レストラン シャルメ」萩原シェフのもとで
フランス料理の基礎、
サービスの基礎を学ぶ。
渡仏を目指し、休日はフランス語学校に通った。
2011年
北海道の「大粒いくら」を目にした瞬間、衝撃が走り
まだまだ知らない食材がたくさんあると感じ
ヒッチハイクで日本一周の旅に出る。
帰郷後
フランスへ渡る。
パリ、リヨン、マルセイユの
星付きレストランで働く。
ある日、野犬の大群に囲まれ九死に一生を得る。
2013年
東京 神楽坂「カーヴ・ド・コンマ」小峰シェフのもとで、
野菜のフランス料理
及び
料理の「精神」を学ぶ。
2015年
新潟「ティオペペ」渡辺シェフのもとで、
スペイン料理、タパスを学ぶ。
あまりにも新鮮な野菜、魚を調理していると
自分で獲りたくなり
渓流釣りとの出会いを果たす。
2016年
新潟「G-terrace」店長として働く。
料理に執着しすぎて怒り狂う毎日を過ごす。
そしてある日
従業員が一人もいなくなってしまう。
自分を客観視したら
何がいけなかったのかすべてわかった。
その日の夜が
人生の折り返し地点となる。
教科書どおりの経営学を学ぶのをやめ
今までとは逆の生き方に目覚める。
そして
2018年2月26日
地元上越「みんなのふれんちLerch(レルヒ)」を開店。
これを第1章とする。
人生で一番輝いている瞬間が
実は最も下落している瞬間である事に気が付き
お店を一度たたむ。
再スタートを切るが
精神不安定により入院する。
目が覚めるとそこには
膨大な借金と
これまで気付くことのできなかった家族の愛
だけが残っていた。
美味しいご飯を作りたくなった。
ゆっくり、丁寧に、優しく。
ただそれだけのことだった。
2020年5月
そよ風のようにゆるゆる〜な
第二章
自然と家族と仲間と料理する。
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