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雪深い高田の街に、
レルヒさんと言う見習いコックがいました。
レルヒさんはフランス料理を勉強したいと
地元を離れ、修行に出ました。
ですが、何をやってもうまくいかず。
失敗しては叱られ、頑張っては空回りばかり。
そんな毎日を過ごすうちに、
レルヒさんは料理をする楽しさを
忘れていってしまいました。
ある吹雪の日、彼のもとに父がやってきました。
父は何も言わずに、プレゼントを手渡しました。
中にはそれは小さなストーブが1つ…。
レルヒさんは嬉しくて、涙がこぼれました。
その小さなストーブは、
大きな大きな薪ストーブのように
とても暖かく感じられたのです。
その後レルヒさんは諦めずに、
せっせとフランス料理の修行を続け、
地元上越に帰ってくることを決めました。
「上越のたくさんの人に、もっとフランス料理を
食べて欲しい。地元の人がなじみやすく、
気軽に入れる、そんなお店はできないものか。」
そんな思いが強くなっていた頃に、
一軒の古いお家と出会いました。
誰もが懐かしく感じるようなこの空間なら、
地元の人になじみやすいフランス料理店ができるはず。
新たなレルヒさんのストーリーが始まりました.。
て
〜続きの物語はお店で〜
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